
カエレバとRinker、どっちがいいんだろう?
この記事では、カエレバとRinkerを比較して、僕がRinkerに全て張り替えた理由を紹介します。
ブロガーの人は、Amazonや楽天の商品を紹介するための商品リンクを作成するツールとして
- Rinker
- カエレバ
のどちらかを使っている人が多いです。
カエレバは昔からあるもので、ブロガーのかん吉さんが開発したものです。
逆に、Rinkerは2018年に出たプラグインで比較的新しいもので、やよいさんが開発したものになります。
なので、ブログを長くやっている人ほどカエレバを使っているように思います。


僕自身も約4年間ずっとカエレバを使っていたので、「Rinker良さそうだなー」と思っていましたが、すでにブログに設置しているカエレバのリンクをRinkerに張り替える必要があったので、面倒くさくてしていませんでした。
ただ、現在はすべてRinkerに張替えました。
カエレバを張り替えることになったきっかけは以下のツイートの通りです。
クリック数が645回もあるのに、1つも商品が購入されていないのはさすがにおかしいとRinkerに変更したところ、張替えてすぐに収益が発生しました。
収益の異変を感じて変更しましたが、今では変更してよかったなと思います。
そこでこの記事では、なんで変更してよかったかと思ったのかを、Rinkerがカエレバと比較しながら説明していきます。
Rinkerがカエレバよりおすすめの理由
僕がカエレバよりRinkerの方がおすすめの理由は
- 商品リンクを作るまでの手間がかからない
- コードの長さ
- メインリンクがAmazon
- Amazon限定商品を紹介できる
- カエレバとヨメレバを使い分ける必要がない
- カテゴリー分けで商品管理が楽
- ASPとの連携が簡単にできる
という点です。
それでは各項目について説明していきます。
商品リンクを作るまでの手間がかからない
まずRinkerが優れているなぁと思うのは、商品リンクを作成することについての手間が少ないということです。
カエレバを使って商品リンクを作ろうとすると、
- カエレバのページにアクセス
- 楽天市場から商品を検索
- 該当商品の「ブログパーツを作る」を押す
- 商品リンクの文字などを設定をする
- 生成された商品リンクをコピーして、編集画面に戻り、貼り付ける
という流れで、一度WordPressの画面から離れて、商品リンクを作成する必要があります。
その点、Rinkerだと、ブログ編集画面から
- 「商品リンク」のボタンを押す
- 商品検索をする
- 該当商品の「商品リンクを追加」ボタンを押す
という3段階で商品リンクができます。
Amazonでも楽天でも、ブログの編集画面から離れず、すぐに商品リンクが作成できるのは大きなメリットです。
コードの長さ
Rinkerとカエレバでは、商品リンクのコードの長さが全然違います。
カエレバは商品コードの長さがとても長いです。
普通のリンクに、
- Amazonや楽天のアフィリエイトのコード
- 商品の画像の呼び出しのイメージタグ
などがあるためです。


カエレバのリンクは下の画像のようになります。
一方Rinkerはプラグインが生成するショートコードだけ。
そのため、投稿の中には[itemlink post_id="××××"]
というコードのみです。
カエレバだと、大量のコードをコピペする必要があるに対し、Rinkerはコードが短いので、リンクの移動も楽です。
メインリンクがAmazon
カエレバでは、もともとメインの商品リンクはAmazonだったのでした。
しかし、2019年4月にAmazonAPIの規約の改変によって、メインのリンクが楽天になりました。
それに対してRinkerのメインリンクはAmazonです。
「Amazon」、「楽天」ともに、日本人に人気のあるネットショップですが、ネットからの購入だとAmazonのほうが人気だと思います。
実際に、僕のブログでは圧倒的にAmazonからの購入が多く、割合としては、Amazonが99%、楽天が1%ぐらいです。
したがって、ブログ運営者にとってもユーザーにとっても、Amazonのリンクがメインの方が便利なのは間違いありません。
Amazon限定商品を紹介できる
2019年4月にAmazonAPIに関して改変されたことにより、カエレバのメインリンクが楽天になっただけでなく、Amazon限定商品のリンクを作成できなくなりました。
たとえば、僕の使っている外部ディスプレイの「DellのSE2416H」はAmazon限定商品です。
この商品をカエレバで作成しようと思っても、商品リンクが作成できません。
それに対し、RinkerだとAmazon限定商品の商品リンクも作成できるので、すぐに商品ページにアクセスできるリンクを作成することができます。
カエレバとヨメレバを使い分ける必要がない
カエレバでは、書籍を紹介する場合、「ヨメレバ」という別の使う必要があります。
一方Rinkerだと、普通の商品リンクを作るのと全く同じ様に
- 商品リンク追加
- 本の名前を検索する
- 本を選んでリンク作成
だけでできます。
カエレバと違って、Rinkerが優れているのは、書籍にKindle版がある場合は、自動的にKindleボタンが表示される点です。
そのため、わざわざヨメレバにして、商品リンクを作成する手間を省くことができます。
Rinkerで書籍の商品リンクを作成すると以下のようになります。
カテゴリー分けで商品管理が楽


カエレバでは、同じ商品の商品リンクを作ろうと思ったら、
- また新しく商品リンクを作成するか
- すでにカエレバで作成した記事からコピペする
必要があります。
でもRinkerは管理画面の「商品リンク」から今までに作成した商品リンクの一覧を見ることができ、そこから商品リンクのコードをすぐに見つけることができます。
さらに、商品リンクのコードをワンクリックでコピー可能。
ASPとの連携が簡単にできる
Rinkerでは、Amazonアソシエイトと楽天アフィリエイトだけでなく、ASPとも簡単に連携できます。
そのため、収益をASPに合算することが可能!
対応しているASPは
- バリューコマース(Yahooショッピング対応)
- もしもアフィリエイト(Amazon・楽天・Yahooショッピング対応)
の2つです。
最初にRinkerにASPを連携させる設定が必要ですが、一度設定すれば、その後は何も変更する必要はありません。
結論:カエレバよりRinkerがおすすめ
カエレバとRinkerを比較してみました。
上記のような理由で、カエレバよりもRinkerをオススメします。
まとめると以下のようになります。
カエレバからRinkerに張り替える必要がある人は、「Search Regex」のプラグインを使って、カエレバのリンクを貼ってある記事を探し、差し替えましょう。
どの記事にカエレバやヨメレバのリンクを貼っているかがすぐにわかります。
「Search Regexって何?」って人は別の記事「一括置換プラグインSearch Regexの使い方」に使い方をまとめています。