WordPressテーマ「THE SONIC」のいいところ・悪いところ

この記事では、WordPressテーマ「THE SONIC」について紹介していきます。

僕自身は、かつてTHE SONICを使って2つのブログを運営していました。
今も運営している「ボウサイン」という1サイトでTHE SONICを利用しています。

参考 防災ブログ「ボウサイン」

THE SONICはカウントダウン機能を簡単に実装できたり、便利でおしゃれなブロックが多いテーマです。

僕自身はTHE SONICから別テーマに乗り換えたサイトもありますが、人やジャンルによっては最適なテーマになりえます。

記事内では

• THE SONICのいいところ
• THE SONICの悪いところ
• THE SONICがおすすめの人やサイト
• THE SONICの購入方法

について解説していきます。

有料WordPressの購入やTHE SONICへの移行を考えている人は参考にしてください。

WordPressテーマ「THE SONIC」のいいところ

はじめにWordPressテーマ「THE SONIC」のいいところを紹介します。

僕が考えるTHE SONICは以下の9個です。

専用のDiscordがある

THE SONICの購入者は専用のDiscordに入ることができます。

Discord内では、バグの報告をしたり、質問を投げることができます。

ユーザー同士で解決する場合もありますし、開発者もいるので、開発者自ら教えてくれることもあります。

スタイルを簡単に変えることができる

THE SONICは、基本デザインを簡単に変更することができます。

デザインが変われば、テーマの雰囲気もガラッと変えることが可能です。

現在は「IRIS」という3つのデザインがあり、公式サイトから確認することができます。

今後はますます増やしていくようです。

カウントダウン機能が簡単に実装できる

THE SONICはカウントダウン機能を簡単に実装することができます。

ブロックとして記事内で表示させることはもちろん、ヘッダー上部に常に表示させることも可能です。

他にもRinkerのブロックにも設置することができるので、セール時には購買意欲をそそります。

カウントダウンがあると、セールやキャンペーンの終了時間を知ることができ、人の購買意欲を掻き立てることができます。

ABテストが簡単にできる

THE SONICには、標準でABテストができる機能が実装されています。

ABテストとは、2つのパターンを用意して交互に表示させることによって、クリック率などをテストするものです。

一言違うだけで、クリック率や成約率が全然違ってきます。

ボタンの上のマイクロコピーを少し変えるだけで売上が何倍にもなることは有名ですよね。

キャンペーン情報を自動で取得しボタン上に表示してくれる

THE SONICの制作陣にRinkerの製作者も入っていることから、THE SONICとRinkerの相性は抜群です。

設定をすることで、

• Amazon
• 楽天市場
• Yahoo!ショッピング

のキャンペーンを自動で取得し、ボタンの上に表示してくれます。

手作業だと、かなり面倒くさい作業ですが、運営者は何もすることなく「自動」で表示されるので便利です。

読者がキャンペーン情報を見ることにより「今キャンペーンしているなら買おう」となり、物販アフィリエイトの成果に繋がります。

他のWordPressテーマで「Rinker」を利用する場合は、以下で紹介する「Copia」というプラグインも有効化する必要がありますが、THE SONICの場合はテーマに組み込まれています。

THE SONICを購入するとCopiaも使えるようになる

THE SONICを購入すれば、有料プラグイン「Copia」を自由に使えるようになります。

Copiaとは、上記で紹介したTHE SONICのRinkerの機能だけを他のテーマでも使えるようにした機能です。

文言も自由に変更可！

配信されているもの以外にも自由に追加することもできます。

THE SONICを契約すれば、Copiaのプラグインはいつでも無料でダウンロードできるので、サイトを複数個持っている人は、他のサイトでキャンペーン情報を表示することができます。

他テーマでCopiaを利用するためには、購入者がもらえるTHE SONICのライセンスキーの入力が必要です。

構造化マークアップに対応しているブロックがある

THE SONICでは、構造化マークアップに対応しているブロックがいくつか用意されています。

構造化マークアップとは、検索エンジンに記事の内容をより正確に伝えるコードのことです。

現時点では

• How To
• プロコン

の2つです。

構造化マークアップは、指定されたコードを自分で埋め込む必要がありますが、THE SONICの対応ブロックを使えば、誰でも簡単に構造化マークアップをすることができます。

フッターに追尾CTAを設置することができる

2022年の9月に新しく導入された「フッターCTA機能」。

ウィジェット機能から追加することができます。

常に画面の下に表示されているので目に付きやすいです。

ここにアフィリエイトリンクはもちろん、1番読んでほしい記事のURLを貼っておけば、目に留まることは間違いないでしょう。

おしゃれ・機能的なブロックがたくさんある

THE SONICは、「おしゃれ」かつ「機能的」なブロックがたくさん用意されています。

たとえば、黒板やホワイトボードのデザイン。

また、ボタン1つでコードをコピーできるタイトルブロックはとても便利です。

たとえばタイトルブロックの中にキャンペーンコードを書いておけば、読者は「コピー」ボタンを押すだけでキャンペーンコードをコピーでき、サイトでペーストするだけ。

本来は長押ししてキャンペーンコードを選択し、コピーを幼いといけないのに、THE SONICのコピーボックスがあえば1タップ（クリック）で完了します。

WordPressテーマ「THE SONIC」の悪いところ

つづいて、THE SONICの悪い点を解説します。

僕が不満なのは以下の2点です。

アップデートが頻繁にされない

僕がメインで使っている「SWELL」だと1カ月に何度もアップデートがありますが、THE SONICのアップデートは頻繁にはありません。

新しいWordPressのバージョンでバグが起きないような修正アップデートはありますが、機能の追加などはたまにしかありません。

問題なくサイトは運営できますが、アップデートが少ないのは寂しいです。

THE SONICからテーマ移行が面倒くさい

THE SONICを使っていて、途中でテーマを移行しようと思っても、面倒くさいです。

なぜなら、THE SONICのブロックエディタープラグインである「THE SONIC Gutenberg Blocks」はTHE SONICでしか正常に動作しないからです。

僕自身はTHE SONICからSWELLにテーマ移行しましたが、なかなか労力がかかりました。

記事数も80記事程度だったので、デザインが崩れたところをすぐに修正することができましたが、これが何百記事もあった場合を考えると怖いです。

「SWELL」などいくつかのWordPressテーマでは、移行しやすいようにテーマ側が移行プラグインなどを用意していますが、THE SONICは使っている人があまり多くないため、THE SONICのプラグインが用意されていません。

The SonicからSWELLへのテーマ移行については以下の記事にまとめています。

THE SONICをおすすめする人

セールやキャンペーンが多い商品を扱う人

個人的にTHE SONICの1番魅力はカウントダウン機能です。

カウントダウン機能は、購入を促すのに効果的。

プログラミングコードを入力したり、プラグインで実装することは可能です。
しかし、表示速度が落ちがち。

THE SONICは、テーマ自体にカウントダウン機能が実装されているので、誰でも簡単にカウントダウンの日時を設定でき、必要な場所に設置することができます。

セールが頻繁に開催される商品を扱う場合は、カウントダウンを表示することで、読者に購入を促進させるのは間違いありません。

テーマ購入に1万円以上出せない人

有料のWordPressテーマだと、1万円以上します。

ブログを始めて間もない場合、ブログ収入がない・少ないことが当たり前なので、いきなり1万円以上を払えない人もいるでしょう。

THE SONICは、年額プランと月額プランがあり、少額で有料テーマを利用することができます。

買い切りじゃないので、長く使えば高くなりますが。

僕はキャンペーン情報を自動で取得して表示してくれるCopiaのおかげで、THE SONICの料金は余裕で回収している

THE SONICは、年間プランで7,800円（税込:8,580円）。
月額プランは月々980円（税込:1,078円）。

始めたての人は購入しやすいです。

他にいいテーマがあれば、その際に変更すればOK。

THE SONICの購入方法

THE SONICの公式サイトから購入することができます。

公式 WordPressテーマ「THE SONIC」

THE SONICまとめ

WordPressテーマ「THE SONIC」を紹介しました。

セールやキャンペーンが多いようなブログを運営する人にはおすすめです。