Ruby on Railsを本で勉強したいんだけど、どの本がいいのかな?
このような悩みに対し、本記事ではRuby on Railsの学習にオススメな本を4つ紹介します。
ネット上にもRuby on Railsの情報はたくさん。
ですが、Qiitaなどのサイトには誰でも投稿できるので間違っている情報も混ざっていたりします。
その点、本はちゃんとした知識を持ったプロが書いており、なおかつ知識が体系的にまとまっているので、勉強には最適です。
RubyやRuby on Railsの書籍はたくさんありますが、その中でもおすすめの本を4つ選んでみたので紹介していきます。
先に紹介しておくと
の4冊です。
Ruby on Railsの本を使って勉強しようとしている人は参考にしてください。
プロを目指す人のためのRuby入門
まず1つ目に紹介するのが、「プロを目指す人のためのRuby入門 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで」という本です。
この本はRubyの知識が詰め込まれています。
表紙がさくらんぼなので、「チェリー本」とも呼ばれます。
Ruby on RailsはRubyのフレームワークなのですが、意外とRubyの勉強をしっかりしていない人が多いです。
Rubyを勉強することで、Ruby on Railsを深く理解することができるようになります。
ベースになっているRubyについて詳しく勉強できる本となっています。
現場で使える Ruby on Rails 5速習実践ガイド
次に紹介すのが「現場で使える Ruby on Rails 5速習実践ガイド」です。
この本はRubyよりもRubyのフレームワークである「Ruby on Rails」の学習本となっています。
タスクアプリを作っていきながら、Ruby on Railsの知識を勉強することができます。
本のタイトル通り「現場で使える」ことを意識しており、本の中ではテンプレートエンジンをデフォルトの「ERB」ではなく現場で使われることが多い「SLIM」で書かれています。
他にも、データベースはSQLiteではなくPostgreSQLが使われています。
バージョン管理やチームでの開発フローについても書かれており、勉強になります。
Everyday Rails – RSpecによるRailsテスト入門
「Everyday Rails – RSpecによるRailsテスト入門」はRuby on RailsのテストであるRSpecを学ぶ本です。
Railsチュートリアルではminitestが使われていますが、現場で使われるのが多いのはRSpecです。
そのため、RSpecを自分で学習することはとても意味があります。
この本はもともとは英語で書かれたものですが、上で紹介した「プロを目指す人のためのRuby入門」の著者である伊藤淳一さんが翻訳に携わっています。
ちゃんと知識を持った人が翻訳しているので、日本語訳もわかりやすいです。
本自体はAmazonなどでは売っておらず、海外のサイトを通して購入する必要があります。
リンク「Everyday Rails – RSpecによるRailsテスト入門」の購入ページ
購入すると、本のデータをPDFでダウンロードできたり、Kindleで読むことができるようになるよ!
リーダブルコード
わかりやすいコード、綺麗なコードの書き方を学ぶことができる本としておすすめなのが「リーダブルコード」です。
Ruby on Railsのアプリを1人ではなく、チームで開発していく時、誰が見てもわかりやすいコードを書くということはとても重要。
そのため、プログラミングの企業に就職すると、最初に読まされる書籍であることも多い本でもあります。
「きれいなコードを書く知識」は転職前に絶対必要というわけではありませんが、最初の方にきちんと考え方を身に着けておくことで、後々楽になります。
また、変な癖が付いた後では、治すのに時間がかかります。
自分で読んでおいて、日頃から綺麗なコードを書く習慣を身につけることで、プログラミング人生が良くなるのは間違いありません。
Ruby on Railsの学習におすすめな本まとめ
Ruby on Railsの学習にオススメな本を4つ紹介しました。
Ruby on Railsの学習するは何冊か購入し、読みましたが、この4冊が特にオススメです。
また最後になりますが、ウェブアプリを形作るものはRuby on Railsのコードだけではありません。
ウェブアプリが動いている裏ではどのようなものがあるのかが分かる「Webを支える技術」という本も必読ではありませんが、一読することをオススメします。
>>Ruby on Railsの学習方法のまとめはこちら