東プレ株式会社が製造している日本を代表する高級キーボードの1つ「リアルフォース」を購入し、数ヵ月間使ってみました。
3万円以上するキーボードなので、購入する際はとても悩みましたが、結果として「買ってよかった」と思えたキーボードです。
記事内では、
- R3HF11というモデルの詳細
- R3HF11の良い点
- R3HF11のマイナス点
- 一緒に買っておきたいおすすめリストレスト
について解説していきます。
Macユーザーでリアルフォースの購入で迷っている人は参考にしてください。
リアルフォースのMac版モデル「R3HF11」の詳細
僕が購入したのはリアルフォースの「R3HF11」というモデルです。
R3HF11は、
- Mac配列
- テンキーレス
- 英語配列
という組み合わせになっています。
なぜこの組み合わせにしたのかを紹介します。
WindowsとMac用配列
リアルフォースはWindow配列とMac配列で大きく分かれています。
Mac配列はMacBookやMagic Keyboardと同じ配列です。
僕自身は、日常的にMacbookを使っているので、Mac配列にしました。
Mac用はWindows用より圧倒的に種類が少ないので、Windowsユーザーの方が選択の幅は広いです。
一応、Macユーザーの人もWindows配列のキーボードを購入してもいいですが、キーの場所が違えば生産性が下がる可能性があります。
ソフトを使ってキー配列を変更することもできますが、キーの大きさなどを気にしないという人はMacユーザーでもWindows配列を購入してもいいかもしれません。
テンキーありとテンキーレス
REALFORCEのR3はテンキーありモデルとテンキーレスモデルの2種類があります。
毎日数字を打ち込むような人はテンキーありでもいいですが、おすすめはテンキーレスモデル。
右利きの場合、キーボードの右側にマウスを置くのが自然ですが、テンキーがあると、マウスまでの少し距離が遠くなります。
1回の動作だとそこまで問題ではありませんが、キーボードを使っていくうちに、何千回、何万回とする動作です。
数字をたまに打ち込む人は、その時だけテンキーだけのキーボードを接続すれば問題ありません。
僕自身も確定申告の書類作成時には数字を打ち込みますが、それ以外はほとんど使わないので、テンキーレスモデルを購入しました。
必要な時だけテンキーを接続すればいいだけなので便利です。
また、テンキーを左側に持ってくることもできる
僕が購入したのは、エレコムの「TK-TBPM01SV」という商品です。色もmacに合っています。
日本語配列と英語配列
リアルフォースは日本語配列と英語配列を選択することができます。
日本語配列は、キーに日本語が記載されています。
日本で販売されている一般的な配列で、エンターキーが大きいのが特徴です。
僕は英語配列を選びました。
英語配列は、キーに英語が書かれているだけでシンプルな見た目
エンターキーが小さいですが、慣れればそこまで問題ではありません。
リアルフォースのMac版「R3HF11」レビュー(良い点)
実際に数ヵ月使ってみて、リアルフォースのMac版「R3HF11」のいい点を紹介します。
- 打ち心地がいい
- タイピング音が静か
- Bluetoothを使って無線接続ができる
- 昇華印刷だからキーの文字が消えにくい
打ち心地がいい
リアルフォースは、静電容量無接点方式が採用されているキーボードです。
とにかく打ち心地が良く、「スコスコ感」を感じることができます。
「文字を打ちたくなるキーボード」と呼ばれているのも分かります。
1段階だけですが、傾斜を付けることもできます。
「R3HF11」はキー荷重が「45g」1択ですが、ほとんどの人にとって最適なキー荷重だと思います。
静音モデルはタイピング音が静か
リアルフォースのMac版「R3HF11」は静音モデルなので、タイピング音が静かです。
「カチャカチャ」という音は全くしません。
一緒に誰かと住んでいる人も、キーボードを叩く音を気にしなくても大丈夫。
Bluetoothを使って無線接続ができる
リアルフォースは、R3世代からBluetoothを使うことでワイヤレス接続ができるようになりました。
R2までは有線接続だけでしたが、Bluetoothによるワイヤレス接続ができることによって、机の上にコードが走ることがなくなりました。
机の上にできるだけ何も置きたくない人には嬉しい仕様変更です。
ワイヤレス接続の場合は、単3形電池2本で動きます。
電池がない人やワイヤレスが嫌な人は、付属のケーブルを使って有線接続もすることができます。
有線接続だと、電池切れの可能性がないので、
ケーブルの長さは1.8mです。
昇華印刷だからキーの文字が消えにくい
リアルフォースのキーボードの文字の印刷には「昇華印刷」という技術が使われており、
安いキーボードたと、シールだったり、使っていくうちに薄くなったりしますが、昇華印刷の文字は、長く使っていても消えません。
リアルフォースのMac版「R3HF11」マイナス点
リアルフォースのMac版「R3HF11」マイナス点を紹介します。
- 値段が高い
- 重いので持ち運びには不向き
- しばらく操作しないとスリープモードに入る
- Mac用は真っ黒のモデルがない
- 暗いとキーが見えない
値段が高い
リアルフォースの1番のネックは価格でしょう。
1つのキーボードで3万円以上する高級キーボードの一つです
公式のデータとしては、スイッチ寿命は「1億回以上」となっています。
1億回数えることはできませんが、10年ぐらい使い続けても壊れないことで有名です。
購入時にお金はかかりますが、長く使い続けることができるという点では、3万円の価値はあると思います。
本体価格が3万円として、10年間使い続けるのであれば、1カ月あたり250円。
半分の5年間使い続けた場合でも、1カ月あたり500円です。
購入費用は高いですが、長く打ち心地のいいキーボードを使えるという点では、いい商品だと思います。
重いので持ち運びには不向き
リアルフォースは重さが1.6kgあるので、持ち運ぶのには不向きです。
自宅やオフィスなど同じ場所で使うことを想定した設計なので、どこか固定の場所で使うキーボードとして購入しましょう。
重い分、どっしりしており、キーボードは簡単に動かないため、安定性はあります。
しばらく操作しないとスリープモードに入る
リアルフォースR3のキーボードは、省エネ設定なので、一定時間入力がないと自動的にスリープモードに入ります。
時間は「10分間」と「30分間」の2択です。
初期設定では、「10分間」となっており、少ししただけですぐに省エネモードに入ります。
電源ボタンを押せばすぐに接続されますが、ちょっとした手間です。
リアルフォースは、専用のソフトで各種設定ができます。
例えば、以下のようなことです。
- キー配置
- ストローク感度
- 省エネ設定
Mac用は真っ黒のモデルがない
Mac用のリアルフォースR3のブラックカラーは、キー部分は黒ですが、キーの周りはダークシルバーという色をしています。
Mac本体の色に合わせての配色だと思いますが、真っ黒なキーボードが欲しい人にはマイナス点でしょう。
Windows配列のモデルには、真っ黒のキーボードがあります。
暗いとキーが見えない
R3HF11は、黒のキーに黒の印字がされているので、暗い場所だとキーに何を書いているか見えません。
ブラインドタッチができる人は問題ありませんが、キーボードの文字を見ながら文字を打ち込む人は
日本語配列だと、白の印字なので見やすいです。
リアルフォースと一緒に買っておきたいおすすめリストレスト
REALFORCEは、高さのあるキーボードなので、長時間のタイピングをする場合、手首に負担がかかります。
そのため、一緒にリストレストの購入をおすすめします。
僕も最初はリストレストを使わずにタイピングしていましたが、導入してからは、全然疲労度が違います。
1日に短時間しかタイピングしないという人は、必要ないかもしれませんが、数時間タイピングする人は必須のアイテムです。
どれだけ快適さが違うかは、本などを置いて簡易的に試してみてください。
REALFORCE 東プレ R3 Mac用配列 英語配列 R3HH11まとめ
東プレが販売している高級キーボード「リアルフォース」のMAC配列のR3HF11について紹介しました。
打ち心地が良く、キーを打ちたくなるキーボードです。
本体価格は高いですが、長く使い続けることができるので、キーボードを使って仕事をする人にとっては損しない買い物だと思います。
- 打ち心地がいい
- 静音モデルはタイピング音が静か
- Bluetoothを使って無線接続ができる
- 昇華印刷だからキーの文字が消えにくい
- 値段が高い
- 重いので持ち運びには不向き
- しばらく操作しないとスリープモードに入る
- Mac用は真っ黒のモデルがない
- 暗いとキーが見えない