ネット上には様々なSNSがありますが、「情報を集める」という点において日本人がよく使うSNSは「Facebook」と「Twitter」だと思います。
どちらもいいSNSだとは思いますが、
- 何かを頑張りたい
- 成長したい
と思う人はFacebookを使う時間を減らし、Twitterを見る時間に費やすべきだと考えます。
この記事では、その理由とTwitterを有効活用できるツールを解説していきます。
FacebookとTwitterで繋がっている人の違い
FacebookとTwitterでは「SNS内で繋がっている人の特性」が大きく違っています。
Facebookは友達と繋がるSNS
Facebookは基本的に実名登録なので、関わる人は「出会ったことのある友達」であることがほどんどです。
Facebook内で友達同士になるためには、一方が「友達申請」をして、相手がそれを「承認」しなければ繋がることはできません。
そのためFacebookは、基本的に「友達内で楽しむためのSNS」です。
Twitterは誰でも繋がれるSNS
TwitterはFacebookと違い、実名登録する必要がなく名前は何でも大丈夫です。
Twitter内では、フォローボタンを押すだけで、実際に会ったことのある友達はもちろん、出会ったことのない人と簡単に繋がることができます。
尊敬するスポーツ選手、芸能人など普段会えない人の行動や考えをTwitterを通して知ることができます。
こちらからもツイートに返信したりすることができます。
つまり、Facebook内で交流する人は「出会ったことのある友達中心」で「友達同士の中を深め合う」のに適したSNS。
それに対してTwitterでは「出会ったことのある人」だけでなく、出会ったことのない人とも交流することができるので、「さまざまな人と浅く広く交流すること」ができるSNSです。
FacebookよりTwitterの方を使った方がいいと思う理由
SNSで繋がっている人の違いのせいで、弊害が出てきます。
友達と親睦を深めやすいというメリットは、成長を妨げるデメリットになることもあります。
書く内容に気を使う
Facebookは出会ったことのある友達が自分の投稿を見ることになるので、「書く内容に気を使ってしまう」というデメリットがあります。
自分が書いた投稿を読む人が「知っている人」なので、自分の投稿内容を見た友達のことを考えてしまいます。
その結果、自分が書きたい内容を書けないことも出てきます。
たとえば、友達が「何万円もするイタリアンを食べた」という投稿をした直後に「スーパーでちょっといい肉を買ってきました」という投稿をしにくいですよね?
この場合だと、イタリアンを食べた友達だけでなく、第三者である共通の友達の目も気にしてしまいます。
逆にTwitterは、自分で名前もプロフィールも自由に変えることができるので、匿名性があります。
そのため、誰に気を使うこともなく投稿することができます。
友達と比べてしまい「劣等感」や「優越感」を感じてしまう
Facebookは、ある時点で一緒、似通ったレベルの時点で出会っている友達である場合がほとんどです。
よって、無意識に自分と比べてしまい、余計な「劣等感」や「優越感」を感じてしまうことがあります。
「劣等感」を感じてしまう
そのある時点で出会ったことのある人の
- 仕事をバリバリ頑張っている姿
- 海外旅行を楽しんでいる姿
- 恋人ができた、結婚した
という内容の投稿を見ることで劣等感を感じることがあります。
そもそも自分を他人と比べる必要はなく、そういうのを気にしなければいいのですが、無意識に比べてしまうものです。
特に、自分が苦労していたり、失敗が続いているような状況ならなおさら劣等感を感じてしまいがちです。
ここで注意して欲しいのが、Facebookの投稿は基本的に、自分が他人に認められたいという承認願望を満たすため「すごいこと」しか書いていない場合がほとんどです。
本当に辛いときにFacebookに書き込む元気なんてないのが普通です。
「優越感」を感じてしまう
あなた自身が友達の投稿を見る限り、自分のほうが仕事がうまくいっていたり、人生を楽しんでいると感じ、「あ、俺ってすごい」と思ってしまっては、そこで成長が止まってしまいます。
それは、つまり「井の中の蛙」状態になり、現状に満足してしまうからです。
世界は広く、「Facebookの世界はものすごく限定的なコミュニティである」ということを忘れてはいけません。
友達の中で1番になったとしても、もっと上のレベルで頑張っている人は山ほどいます。
流れてくる情報の質の違い
Facebookのタイムラインに表示されるのは、友達の最近の投稿がメインです。
地元の友達や同じ仕事をしている人など同じような人たちと関わっていると、考えが凝り固まります。
それがTwitterではFacebookと違い、自分がフォローしている人のツイートが自分のタイムラインに表示されます。
Twitterで知らない人や尊敬する人のツイートが自分のタイムラインに流れてくることで、いろんな考えや情報を知ることができます。
「僕も頑張らなくちゃ」と刺激を受けることもあります。
他にも返信やリツイートを簡単にできるTwitterは、その分いろんな人の考え方に触れる可能性があるのです。
Twitterはツールを使えばさらに有益なSNSになる
Twitterは世界中で使われているSNSなので、Twitterに合わせて様々なツールが開発されています。
この記事では、
- SocialDog
- TweetDeck
の2つに絞って紹介します。
どちらも無料で使うことができます。
SocialDog
SocialDogは、
- 予約投稿
- フォロワーの管理
- 設定しているキーワードの情報収集
などができるツールです。
タイムラインを見ずにTwitterを管理できるので、ついついTwitterを開いて時間を使ってしまうことも防ぐことができます。
TweetDeck
自分が
- タイムライン
- リスト
- 特定のユーザー
リストや特定のユーザーだけのツイートを表示させることができるので、
欲しい情報を
まとめ
Facebookは出会った友達の近況を知ったりして、一度会った人と繋がっておけるSNSとしてはとても便利です。
そこは否定する気はありません。
しかし、その「友達同士」というコミュニティの狭さのせいで逆に成長を遅らせることにつながります。
Facebookを見て、友達の近況を知ったりすることもいいですが、それよりもTwitterを見て、直接で会ったことのない人の考えを知ったり、頑張っている人の姿を見たりすることで自分にいい影響がでると思います。
Facebookの時間を減らし、Twitterを使いましょう。
