「風をつかまえた少年」を読んで。環境のせいにしてはいけないことを学ぶ本。

「風をつかまえた少年」という本の中では、主人公がアフリカの地で、14歳にして風車を自らの手で作りあげたという実話が書かれていました。

その少年の行動を知って、今まで自分が言い訳をして、やりたいことを先延ばしにしてきたことが恥ずかしくなりました。

あらすじ

この本は、アフリカのマラウイという国で14歳の少年が、図書館で出会った科学の本をもとに捨てられている物などを使って、自ら風車を作り、風力発電を成し遂げたという実話に基づいています。

風車を作ったことにより、ある人の目にとまり、様々なチャンスをつかみます。

だんだんと有名になることで、主人公の少年はもとより、少年の周りの人達も幸せになっていく姿が書かれています。

本の中では、日本では考えられない食料不足による飢饉を乗りこえて、試行錯誤しながら風車を作っていく姿に感動しました。

日本では、当たり前のようにある電気を生み出すのがどれだけ大変かが伝わってきました。

「何もない」なんて言い訳できない

人は何かと言い訳をして、やりたいことをしようとしません。

「お金がない」「時間がない」「道具がない」・・・「だから、やらない」と。

言い訳をやらない理由にして、やらない自分を正当化しています。

言い訳をして、やりたいと思っていることを先延ばしにしています。

でも、この本の主人公のウィリアムは、言い訳をして諦めるなんてしませんでした。

家庭にお金がなくなり、学校を途中で退学してます。
それでも、「お金がない」なんて言い訳しませんでした。

学校の図書室に通い、一人で英語で書かれた科学の本を必死に翻訳して読み、発電について勉強しました。
最初は家にあるラジオや自転車の電気のところをいじって、発電の仕組みを理解しました。

家が貧しいので、ずっと風車のこともできずに、農作業を手伝わなくてはいけませんでした。
それでも、「時間がない」なんて言い訳しませんでした。

農作業をしなくいい時間に、勉強したり、道具を集めたり、試作品を作ったりしました。

生活がぎりぎりなので、風車をつくるために必要な部品を買うなんてことはできませんでした。
それでも、「道具がない」なんて言い訳しませんでした。

自転車の部品や、ゴミ捨て場などからトラクターの部品を拾い集めたりして、風車の一部にしました。

そして、ちゃんと発電できる立派な風車を作り上げました。

アメリカの貧しい村の子供が風車を作って発電できたんです。
恵まれた環境にある日本で何もできないなんてことは絶対に言えません。
言い訳して逃げるなんてことはできません。

「何もないところから、何かを生み出す」
「トライして、やり遂げる」

そういう姿勢を僕も見習いたいと思いました。

教育の大切さ

巻末では池上彰さんが「教育」の大切さを語っています。

主人公の少年がお金が足りずに中学校を中退せざる終えなかったように、新興国では教育を受けたくても、金銭面や制度によって受けれない人がたくさんいるようです。

そして、教育を受けられなかった子供は大きくなっても、給料のいい仕事には就けず、その子供も同じような運命をたどります。
簡単には抜け出せない負のスパイラルです。

僕自身もカンボジアで学校建設ボランティアに一ヶ月間参加したことがありますが、そのときも、金銭面の関係で学校に行けない子供たちがいると聞きました。

「教育」に関しても考えさせられることが多い本でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

1989年生まれの29歳。留学、ワーホリ、世界一周から帰ってきました。 iSara5thに参加して、現在駆け出しフリーランスとして頑張っています。 旅行が好きで、バックパッカーとしていろんなところに行きました。世界一周の情報をまとめたブログも運営中。
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